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2021年12月25日放送「アップセット / ハーツクライ」

奇跡とは、運命のいたずらなのか?

1950年、ワールドカップブラジル大会

世界最強のイングランドに挑む、格下のアメリカ

強者のまさかと、弱者のよもや

アメリカが、1点を先制する

反則覚悟の激しいタックル

焦るイングランドの猛攻を、凌ぎ続けた結果…

1対0で、アメリカが勝利

史上最大の番狂わせ 

捨て身の挑戦が、ミラクルを生んだ

『ハーツクライ』

ダービー2着馬は出世する

伝説めいた噂が、あの日現実になった

3歳から、王道路線をひた走るも

タイトルはつかめず

彼がGⅠ制覇に最も近づいたのは

4歳秋の、ジャパンカップだった

後方待機から末脚一閃

激走で、場内を大いに沸かせたが

日本レコードをマークした勝ち馬と、およそ3cmの僅差で涙をのむ

しかし

これが歴史的大事件の、予兆だった

年末のグランプリ

ファンの興味も期待も、そして予想さえ

無敗の三冠馬ディープインパクトが、どう勝つかの一色 

だが彼も、鞍上のルメールも

おとなしく主役の座を譲るつもりは無かった

これまでとは打って変わって、先行策をとり

英雄を大いに惑わす

そして、ついに…

世紀の大番狂わせ、ハーツクライ

その名が、競馬史に深く刻み込まれた瞬間だった

奇跡など
起こるはずがない

いや
世界は奇跡に満ちている

考え方ひとつで
生き様は変わるかもしれない

ハーツクライ
牡馬 鹿毛
2001年4月15日生まれ
父:サンデーサイレンス
母:アイリッシュダンス

生涯成績:19戦5勝
獲得賞金:9億2536万900円
主な勝ち鞍:ドバイシーマクラシック(2006年)、有馬記念(2005年)、京都新聞杯(2004年)

■前回の土曜名馬座

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