土曜名馬座

2021年9月18日放送「受け継ぐもの / エアメサイア」

生まれ持った美しさ。解き放たれた美しさよ。美は、時代を超えていく。世界中を虜にした、スーパーモデル。シンディ・クロフォード。そのかぐわしい美貌を受け継ぐ娘は、16歳にして、ビッグメゾンのランウェイを席巻。カイア・ガーバー。英国の「モデル・オブ・ザ・イヤー」を受賞して、トップに上りつめた。娘は、次の夢へと突き進む。母の香りを追いかけて…
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2021年9月11日放送「Wild Boy / マイネルラヴ」

見た目はパワーピッチャー。だが、カーブを武器に、メジャートップクラスの制球力を誇った技巧派だ。練習嫌いのトラブルメーカー。デビッド・ウェルズ 。ビールの飲み過ぎは茶飯事。練習熱心な選手を揶揄する発言が、移籍の原因にもなった。そんな男が、完全試合を成し遂げる。荒ぶる魂が、野球に愛されていたのかもしれない…
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2021年9月4日放送「三度の輝き / パッションダンス」

100年前。南半球のテニス界に、燦然と輝いた男がいた。グレイハウンド。猟犬の名で呼ばれた彼は、俊敏かつ、美しくコートを駆ける。ジェームズ・アンダーソン。その姿は、人々を魅了した。全豪オープンでは、三度優勝。彼にとってそこは、約束の地だったのか。国際テニスの殿堂入りを果たした英雄の名は、一世紀を経てもなお、輝きを増していく…
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2021年8月28日放送「ハーモニー / パドトロワ」

ニューヨークの小学校に通う二人の少年。心を結びつけたのは、音楽だ。サイモン&ガーファンクル。60年代の音楽史に、その名を深く刻んだ彼ら。だが、グラミー賞を受賞した絶頂期に解散。別れは、いつかやってくる。その甘美なメロディーと、歌声が織りなすハーモニーは、永遠だ…
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2021年8月21日放送「2000メートルの王者へ / エアグルーヴ、ヘヴンリーロマンス、トーセンジョーダン」

北の国へ。明治維新以降、多くの開拓者が入植。過酷な自然と戦いながら、荒野を切り開いた。その最大のパートナーとなったのが、馬だった。やがて北海道は、馬の一大産地として名を馳せ、競馬も盛んになる。夏最大のレース。強豪馬が集う札幌2000メートル。今年も未来のスターホースが、この地を駆ける…
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2021年8月14日放送「不屈の老雄 / ダイワテキサス」

カメルーンの偉大なる老雄、ロジェ・ミラ。彼は、ワールドカップ最年長ゴールの記録を持つ。ピッチに立ったのは、1982年のスペイン大会。30歳だった。そして引退するが、12年後、大統領の要請を受け復帰。奇跡の勇姿を見せる。不屈のライオンの愛称を持つチームで、42歳のゴールを決めたのだ。枯渇しない闘志。彼こそ、不屈のライオンそのものだ…
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2021年8月7日放送「返り咲き / ローマンレジェンド」

美しい独創的な料理で、世界の頂点に上り詰めた、スーパーシェフ。マルク・ヴェイラ。天才と呼ばれるが、努力は人並み外れ。地元の香草を摘み、真似のできないコースを振る舞う。そんな絶頂期に見舞われた、スキー事故。料理界から退くことに。だが、再び個性際立つレストランをオープン。ハーブの魔術師は、不死鳥の如く蘇った…
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2021年7月31日放送「北雪の美 / ユキノビジン」

未完の大女優がいた。盛岡で、幼少期に抱いた宝塚歌劇団への憧れ。夢を追って、故郷を離れ、ついには、トップスターに上り詰める。園井恵子。映画のヒロインを務めると、全国にもその名が轟いた。だが、戦争という魔物が、飛躍の道を断ってしまう。近年、宝塚歌劇の殿堂入りを果たした彼女。雪国の美しき女優の記憶は、もう解けることはない…
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2021年7月24日放送「真っ直ぐ / ベルカント」

乗りこなすのは、至難の業だ。スピードと直進性に特化した、細い形状。波風の影響を受けやすく、不安定極まりない。カヌーのスプリント挺は、操る者を選ぶのだ。F1マシンのように。だが、彼女は強靭な体幹と、完璧なバランスを身につけ、1,000mのスプリント世界選手権で、金メダルを手にした。アリス・バーネット。そのカヌーはまっすぐに進んだ。水しぶきさえも、華麗に魅せて…
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2021年7月17日放送「未開の花 / クラフトワーク」

つぼみにかかる、大きな期待。彼は、学生時代から逸材と評され、前途を嘱望された。そして、精魂込めた作品が文展に入選。竹田霞村 «老杉図»(大正5年)。だが、当時の中央画壇にはびこる、派閥争いの犠牲になったのか。翌朝、落選の知らせが届く。運命を悟った若者は、故郷に戻り、一人、画業に勤しむ。咲き誇ることを選ばずとも、そっと、人々の心に宿ることは叶うのだ…
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