土曜名馬座

2022年4月16日放送「三者三様 / ナリタタイシン」

語り継がれる『三国志』。中国の再興を目指した、3人の英雄物語だ。革新力の曹操。外交力の孫権。仁徳の劉備。千里を駆ける駿馬は、老いて馬屋にあっても、志は千里を駆け巡る。そう語ったのは曹操。三つの熱き魂が、駆け抜けた時代だった…
土曜名馬座

2022年4月9日放送「桜の贈り物 / プリモディーネ」

遡ること、およそ一世紀。日本の花に心酔した、アメリカの女性。ジャーナリストとして、世界中を巡り日本へ。エリザ・シドモア。夢中でカメラを向けたのは…。桜並木の美しさに、心を打たれる。生まれ故郷に、この花を…。願いが叶ったのは30年後。ワシントンの川岸に、桜が咲き誇る。海を越えた、友好の証しがあった…
土曜名馬座

2022年4月2日放送「ごぼう抜き / キズナ」

異次元のスピードが、火花を散らす。人間技とは思えない、コーナリング。最高峰クラスで、チャンピオンに輝くこと6回。マルク・マルケス。スペインの天才ライダーだ。4歳でバイクにまたがった彼には、幼少期からのライバルがいた。ポル・エスパルガロ。頂点を目指して、共にクラスを上げながら、しのぎを削った。Moto2 Valencia GP。このレースは、最後尾から22台ごぼう抜き。ライバルだけでなく、ファンも呆れるほどの強さで、完勝した…
土曜名馬座

2022年3月26日放送「スプリントの継承 / ビッグアーサー」

短距離選手と長距離選手。その筋肉には、明らかな違いがある。世界を驚愕させたスプリンター。ウェイド・バンニーキルク。幼い頃から熱中したラグビーが、瞬発性の高い筋肉を培ったのか。若くして競技を引退した母から、未熟児として生まれた彼は、世界の舞台を駆け抜けていく。親が誇れる、己になりたいと…
土曜名馬座

2022年3月19日放送「あと一冠 / ネオユニヴァース」

人々が、失敗について語るのは本当だ。成功から得るものは、無いのだから。こう語った名優。ダスティン・ホフマン。観客の心を捉えて離さぬ演技力で、あまたの賞を受賞してきた。だが彼は、演技の三冠には、届いていない。アカデミー賞、エミー賞に輝くも、トニー賞を残している。あと一冠。未来の評価を待つ…
土曜名馬座

2022年3月12日放送「二枚腰 / エイシンデピュティ」

柔道とは、心身の力を、最も有効に使用する道である。孤独の中で、強さを培った柔道家。イリアス・イリアディス。ジョージアで生まれ、17歳で国内の混乱から逃れ、ギリシャへ。亡命先に、指導者のあてがあるはずもなかった。それでもオリンピックでは、史上最年少で金メダルを獲得。三度、世界選手権を制してきた。砕けず、粘り強い、執念の腰…
土曜名馬座

2022年3月5日放送「悲劇 その輝き / サクラスターオー」

全ての芸術には、作り手の生き様が、滲み出る。貧困と苦難の中で、名画を残した画家、アーシル・ゴーキー。母は、アルメニア大虐殺の犠牲者の一人。アメリカに逃れ、抽象画の先駆者となるも、まとわりついた不運が、彼を追い詰めたのか。解き放たれた心は、作品に映し出されて…
土曜名馬座

2022年2月26日放送「女王の座 / ヌーヴォレコルト」

筋肉は、裏切らない。鍛えるほどに、違う景色を見せてくれる。カリスマ的な人気を誇る、女子プロレス新時代の女王。ベッキー・リンチ。怪我で、一度はリングを去るが、再び、最強のライバルに挑む。シャーロット・フレアー。まさに頂上決戦。激しいバトルの末、3カウントを奪った。I 'm the best。それは、世界の頂点をものにした、歓喜の叫びだった…
土曜名馬座

2022年2月19日放送「砂に魅せられて / ホクトベガ」

アラビア。遊牧の時代から、独特の茶のもてなしで、人々は、交流を深めてきた。その異文化に心惹かれた、イギリス大富豪の令嬢、ガートルード・ベル 。数千キロの砂漠の旅で、アラブの流儀に溶け込み、彼女は、共生の道を選ぶ。やがて、イラク建国の立役者に。砂に愛され、砂漠の女王となった…
土曜名馬座

2022年2月12日放送「雨よ降れ / サトノクラウン」

雨よ、降り注げ。愛よ、雨となって降り続け。エリック・クラプトン。雨に救いを求めて作った曲が、彼を、ソロとしての成功へと導く。名声の影に潜む、苦悩と悲哀を、ポジティブなサウンドに転化させた名曲。誰かの愛を感じる。そんな雨もある…
タイトルとURLをコピーしました