土曜名馬座

2021年8月14日放送「不屈の老雄 / ダイワテキサス」

カメルーンの偉大なる老雄、ロジェ・ミラ。彼は、ワールドカップ最年長ゴールの記録を持つ。ピッチに立ったのは、1982年のスペイン大会。30歳だった。そして引退するが、12年後、大統領の要請を受け復帰。奇跡の勇姿を見せる。不屈のライオンの愛称を持つチームで、42歳のゴールを決めたのだ。枯渇しない闘志。彼こそ、不屈のライオンそのものだ…
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2021年8月7日放送「返り咲き / ローマンレジェンド」

美しい独創的な料理で、世界の頂点に上り詰めた、スーパーシェフ。マルク・ヴェイラ。天才と呼ばれるが、努力は人並み外れ。地元の香草を摘み、真似のできないコースを振る舞う。そんな絶頂期に見舞われた、スキー事故。料理界から退くことに。だが、再び個性際立つレストランをオープン。ハーブの魔術師は、不死鳥の如く蘇った…
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2021年7月31日放送「北雪の美 / ユキノビジン」

未完の大女優がいた。盛岡で、幼少期に抱いた宝塚歌劇団への憧れ。夢を追って、故郷を離れ、ついには、トップスターに上り詰める。園井恵子。映画のヒロインを務めると、全国にもその名が轟いた。だが、戦争という魔物が、飛躍の道を断ってしまう。近年、宝塚歌劇の殿堂入りを果たした彼女。雪国の美しき女優の記憶は、もう解けることはない…
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2021年7月24日放送「真っ直ぐ / ベルカント」

乗りこなすのは、至難の業だ。スピードと直進性に特化した、細い形状。波風の影響を受けやすく、不安定極まりない。カヌーのスプリント挺は、操る者を選ぶのだ。F1マシンのように。だが、彼女は強靭な体幹と、完璧なバランスを身につけ、1,000mのスプリント世界選手権で、金メダルを手にした。アリス・バーネット。そのカヌーはまっすぐに進んだ。水しぶきさえも、華麗に魅せて…
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2021年7月17日放送「未開の花 / クラフトワーク」

つぼみにかかる、大きな期待。彼は、学生時代から逸材と評され、前途を嘱望された。そして、精魂込めた作品が文展に入選。竹田霞村 «老杉図»(大正5年)。だが、当時の中央画壇にはびこる、派閥争いの犠牲になったのか。翌朝、落選の知らせが届く。運命を悟った若者は、故郷に戻り、一人、画業に勤しむ。咲き誇ることを選ばずとも、そっと、人々の心に宿ることは叶うのだ…
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2021年7月10日放送「切れない息 / メイショウバトラー」

ゴルフは、再現性と持続性のスポーツだ。LPGAツアーで、33勝の大記録を樹立した女王。ベス・ダニエル。だが彼女は、勝てなかった7年間を振り返る。自分を信じるだけだったと。スランプを克服し、46歳で、史上最年長のウィナーとなる。女神は、いつも、諦めない心に宿る。屈せず、怯まず、栄光を追いかけた人生。挑み続ける者に、敗北はない…
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2021年7月3日放送「1cmの敗北 / エイシンワシントン」

あの男のベンチプレスのMAXは、225kg。ライアン・クラウザー。砲丸投げで、現役世界最高記録を誇る彼は、世界陸上ドーハ大会に挑んだ。しかし… 。ラストチャンスに、渾身のパワーを炸裂させるも、ライバルに、わずか届かず。運命の1cm。史上稀に見る、僅差の戦いは幕を閉じた…
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2021年6月26日放送「芽吹き / ヒシミラクル」

下積み時代が長く続いた、役者がいた。だが、弱さを内包する軍曹役を演じると、その主人公は、新しいヒーロー像と謳われる。ジェレミー・レナー。年をとればとるほど、本当に大切なものは、少なくなっていく。戦場で、爆弾処理に明け暮れる男が、ある時、幼い我が子に語ったセリフ。映画『ハート・ロッカー』。極限の環境が、真に大事なものを気付かせたのか。ブレイクまで十数年。1本の映画が、苦労人の真価を世に知らしめた。苦節の末に、栄光を掴んだものはここにもいる…
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2021年6月19日放送「魂を信じて / グルヴェイグ」

そのスイートボイスは、今も人の心を、鷲掴みにする。彼女は、世界に名を馳せるソウルスター。ダイアナ・ロス。娘は、プレッシャーもあったのか。シンガーの道を選ばず、女優の道へ。トレイシー・エリス・ロス。初めて歌声を披露したのは、映画だった。映画『ネクスト・ドリーム 二人で叶える夢』。公開前、母に、車の中で歌声を聴かせたという。歌うことに、畏怖の念を抱いていた娘は、一つの夢を叶えた…
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2021年6月12日放送「父の夢 / セイウンワンダー」

ボクシング界に、親子の世界王者は存在しなかった。このメキシコの父と子が、成し得るまでは…。相手との距離を保つ、冷静な戦略で、チャンピオンとなった息子。グティ・エスパダス・ジュニア。父は、凄まじい強打で高いKO率を誇る、好戦的でクレバーな王者だった。グティ・エスパダス。異なるスタイルで、世界を席巻した父と子。類まれな血の伝説は、ここにもある…
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