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2020年10月24日放送「三冠のドラマ / ナリタブライアン、ディープインパクト、ミホノブルボン」

最も速く

最も強く

最も運の良い馬

偉大なる三冠の称号を手にするチャンスは

生涯に一度しかない

その称号を、惜しくも逃した名馬も

三冠を阻んだ刺客も

歴史を紡いだ

今宵は、三冠馬の勇姿と

そこに挑んだ馬たちの、悲喜こもごもの物語

『ナリタブライアン、ディープインパクト、ミホノブルボン』

あの日、シャドーロールの怪物が府中を震撼させた

馬場の真ん中を突き抜けた

ナリタブライアン

皐月賞で3馬身半

ダービーで5馬身だった2着との差は

この日、7馬身

異次元の強さで、史上5頭目の三冠馬となった

彼に続いたのは、あのディープインパクト

ナリタブライアンを彷彿とさせるレースぶりで

悠々と2冠を制覇

史上2頭目となる無敗の三冠制覇へ

単勝1.0倍の支持を集めた菊花賞

武豊は3本の指を高々と天に掲げた 

さかのぼること13年前

同じ偉業に挑んだ馬がいた

坂路の申し子、ミホノブルボン

6戦無敗でダービーを制し

無敗の三冠に王手をかける

しかし、この時黒い刺客が迫っていた

ミホノブルボンの夢を打ち砕いたのは

ライスシャワー

残り100メートルで二冠馬を仕留めた彼は

翌年も、メジロマックイーンの天皇賞春3連覇を阻止

刺客の名を欲しいままにした

選ばれし者は
自らに多くのことを課す

いつの時代も
強い心が奇跡を起こす

栄光は
その執念を照らす光

ナリタブライアン
牡馬 黒鹿毛
1991年5月3日生まれ
父:ブライアンズタイム
母:パシフィカス

生涯成績:21戦12勝
獲得賞金:10億2691万6000円
主な勝ち鞍:阪神大賞典(1996年・1995年)、有馬記念(1994年)、皐月賞(1994年)、日本ダービー(1994年)、菊花賞(1994年)、スプリングステークス(1994年)、共同通信杯4歳ステークス(1994年)、朝日杯3歳ステークス(1993年)


ディープインパクト
牡馬 鹿毛
2002年3月25日生まれ
父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア

生涯成績:14戦12勝
獲得賞金:14億5455万1000円
主な勝ち鞍:阪神大賞典(2006年)、有馬記念(2006年)、ジャパンカップ(2006年)、宝塚記念(2006年)、天皇賞(春)(2006年)、皐月賞(2005年)、日本ダービー(2005年)、菊花賞(2005年)、弥生賞(2005年)


ミホノブルボン
牡馬 栗毛
1989年4月25日生まれ
父:マグニテュード
母:カツミエコー

生涯成績:8戦7勝
獲得賞金:5億2596万9800円
主な勝ち鞍:京都新聞杯(1992年)、皐月賞(1992年)、日本ダービー(1992年)、スプリングS(1992年)、朝日杯3歳ステークス(1991年)

■前回の土曜名馬座

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