2020年10月17日放送「3歳の乙女 / メジロラモーヌ、ベガ、アーモンドアイ」

3歳

人間で言えば、17歳くらいの年頃か

思春期の乙女たちは

何を思い、走り抜けたのだろう

三つの栄冠を勝ち取った強気牝馬たち

その栄光の陰で

三冠にあと一歩届かなかったものもいる

乙女たちの奇跡には

心震えるドラマがあった

『メジロラモーヌ、ベガ、アーモンドアイ』

34年前

史上初の牝馬三冠に挑んだ、メジロラモーヌ

トライアルレースも全て制し、完全三冠を達成した

7年後

再びターフを沸かせる少女が現れる

こと座の一等星の名を冠したベガは

3連勝で桜花賞を制し

オークスでも一番人気に応えてみせる

史上2頭目の快挙へ

オークス以来のレースとなったエリザベス女王杯

だがこの日、彼女は本調子を欠いていた

それでも、三冠制覇へ執念を見せるが

夢を打ち砕いたのは、もう一頭のベガだった

最後の1冠を制したホクトベガは

ドバイで星となるまで、砂の女王として君臨し続けた

その後、3頭の名牝が偉業を果たす

そして、5頭目の三冠牝馬がアーモンドアイ

国枝栄調教師に、アパパネ以来

2度目となる三冠トレーナーの称号を贈った

これまで手にしたGⅠは史上最多タイの7つ

この秋、過去の名馬たちが届かなかった

未踏の領域に挑む

ダイヤの原石同士は
ぶつかり合い

ダイヤになるまで
削り合う

儚くも
魂揺さぶる美しきドラマだ

メジロラモーヌ
牝馬 青鹿毛
1983年4月9日生まれ
父:モガミ
母:メジロヒリュウ

生涯成績:12戦9勝
獲得賞金:3億1192万0100円
主な勝ち鞍:エリザベス女王杯(1986年)、オークス(1986年)、桜花賞(1986年)、ローズステークス(1986年)、4歳牝馬特別(東)(1986年)、4歳牝馬特別(西)(1986年)、テレビ東京賞3歳牝馬S(1985年)


ベガ
牝馬 鹿毛
1990年3月8日生まれ
父:トニービン
母:アンティックヴァリュー

生涯成績:9戦4勝
獲得賞金:3億0077万1000円
主な勝ち鞍:オークス(1993年)、桜花賞(1993年)、チューリップ賞(1993年)


アーモンドアイ
牝馬 鹿毛
2015年3月10日生まれ
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ

生涯成績:13戦9勝
獲得賞金:14億5950万9900円
主な勝ち鞍:ヴィクトリアマイル(2020年)、天皇賞 秋(2019年)、ドバイターフ(2019年)、ジャパンカップ(2018年)、秋華賞(2018年)、オークス(2018年)、桜花賞(2018年)、シンザン記念(2018年)

■前回の土曜名馬座

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