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2021年2月13日放送「挑戦者 / シックスセンス」

何もしなければ、決して負けることもない

だが、英雄の影を追って、挑み続ける者がいる

たとえ、最高峰の登頂に敗れたとしても

山がそれ以上、高くなることはない 

飽くなき挑戦者は、それを知っている

『シックスセンス』

あの英雄へと挑み続けた、サラブレッドがいた 

彼がその名を広めたのは、クラシック一冠目

ディープインパクトに食らいつき

12番人気ながら、2着に食い込んでみせる 

続く、日本ダービー

この日も彼は、ライバルの影を追った

今の力では、決して及ばぬことを悟りながら

その背中は遠かった

だが、挑戦は続く

無敗の最強馬に、初めて土をつけるため

彼は再び、英雄に挑んだ

善戦こそ繰り返せど

勝ちきれぬ彼を、いつしか人は、こう呼んだ

最強の1勝馬

4歳初戦の京都記念

彼は、ライバルの主戦、武豊とのコンビで挑む

ディープインパクト不在の中、負けるわけにはいかない

勝利への執念が、末脚に宿った

激闘を制したシックスセンスだったが、屈腱炎が判明

夢は、幻に終わった

敗北なら
いつでも受け入れる

たが、挑戦を忘れ
立ち尽くすのは不可能だ

それが、高みを目指す者の
さがなのか

シックスセンス
牡馬 青毛
2002年3月5日生まれ
父:サンデーサイレンス
母:デインスカヤ

生涯成績:14戦2勝
獲得賞金:2億3865万円
主な勝ち鞍:京都記念(2006年)

■前回の土曜名馬座

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