2020年10月3日放送「意地 / レッドファルクス」

クレイジー・アイリッシュマンよ

アイルランドのファイターは

全てを手に入れようとした

だが、夢破れる

6度も叩きのめされてしまう

彼はバルセロナ五輪の銀メダリスト

後に、バンタム級王者に

ウェイン・マッカラー

しかし、ベルトを返上し

2階級制覇に挑み続けた

そのタフネスは

未来へ語り継がれていく

『レッドファルクス』

その馬も、限界の先へと挑み続けた

レッドファルクスのGⅠ初挑戦は5歳の秋

キャリア18戦目にして

ようやくたどり着いた大舞台 

見事スプリント王者に輝くが

海外GⅠ、翌年の高松宮記念でも敗れ

決意を新たにする

まず挑んだのは1,400m

難なくクリアし、次なる高みへ

歴戦のマイラーたちを相手に

己の実力は、どこまで通用するのか

スプリント戦で磨き上げた

末脚に運命をかける

大外から、持てる力の全てを解き放つ

しかし、マイル王の座には

わずかに届かなかった 

それでも挑戦が、彼をさらに強くした

スプリント戦線へと、勝負の舞台を戻したこの日

彼の切れ味は、極限まで研ぎ澄まされていた

究極の末脚で、史上3頭目となる

スプリンターズステークス連覇を果たしてみせた

己は
常に未完成だと思え

現状に満足し
それを維持しようとした時

既に
後退が始まっている

レッドファルクス
牡馬 芦毛
2011年4月12日生まれ
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ベルモット

生涯成績:29戦10勝
獲得賞金:4億6924万0000円
主な勝ち鞍:スプリンターズステークス(2017年・2016年)、京王杯スプリングカップ(2017年)、CBC賞(2016年)

■前回の土曜名馬座

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