![フラワーパーク](https://meibakan.com/wp-content/uploads/2020/09/20200329_075358-1024x576.jpg)
勝つためには、日々のトレーニングが欠かせない
勝負の世界で生きるとはそういうことだ
「ツール・ド・フランス」ステージ優勝14回
輝かしい記録を持つ男がいる
マルセル・キッテル
200kmを超える道のり
彼は壮絶を極めたレースを僅差で制した
あまりにも大きな1cm
それが、明暗を分けた勝負だった
![](https://meibakan.com/wp-content/uploads/2020/09/20200329_075242-1024x576.jpg)
『フラワーパーク』
彼女は、鮮やかに短距離新時代を駆け抜けた
新設されたシルクロードステークス
初代の覇者となる
春の短距離王決定戦となった高松宮杯でも
驚異的なスピードを見せつけて
牡馬たちを尻目に痛快なる圧勝劇
しかもコースレコードでの戴冠
彼女の前では、三冠馬も引き立て役に回った
秋の目標はただ一つ
短距離G1、春秋制覇
前哨戦では逃げ切りを許し、2着と惜敗
しかし、ライバルの脚は測れた
そして、伝説は生まれる
再び逃げ込みを計る相手に、フラワーパークが襲い掛かる
写真判定の結果は、わずか1cm
真のスプリント女王が誕生した
勝負は
時の運だと人は言う
しかし
わずかなミスを犯した者は
必然的に敗者となる
勝者は完璧を期して
幸運をつかむ
フラワーパーク
牝馬 鹿毛
1992年5月8日生まれ
父:二ホンピロウィナー
母:ノーザンフラワー
生涯成績:18戦7勝
獲得賞金:3億6393万9000円
主な勝ち鞍:高松宮杯(1996年)、スプリンターズステークス(1996年)、シルクロードステークス(1996年)
■前回の土曜名馬座