本ページはプロモーションが含まれています

2022年6月4日放送「運命の配役 / オグリキャップ」

運命の出会い

それは、作品と俳優の狭間にも生まれる

時空を旅する主人公

マイケル・J・フォックス

多忙の彼は、一度はオファーを断る

別の俳優でクランクインするが

監督は諦めきれなかった

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

熱意に応えた名優は、別作品と掛け持ち

過酷なスケジュールを乗り越える

こうして、タイムトラベル映画の金字塔は打ち立てられた

運命のキャスティングが、観客を熱狂させる

『オグリキャップ』

彼には、嘱望してやまぬパートナーがいた

笠松の怪物と呼ばれたオグリキャップ

夢見るのは、天皇賞のタイトルだ

前年2着の雪辱を誓って挑んだが

その野望は、この男によって阻まれる

武豊

翌年の安田記念

彼の背には、武豊の姿があった

怪物と天才

認め合う者同士の邂逅は、レコードタイムで実を結ぶ

しかし…

天才が背から去ると、彼の輝きは失われる

惨敗続きで、年内引退が決まった

ラストランは彼と

待望の再会は叶った

武の手綱で、オグリキャップの闘志は呼び戻される

怪物は伝説となり、ターフに別れを告げた

運命の出会いに
あらかじめ筋書きなどない

未来を切り開こうとする者だけに

奇跡の出会いは訪れる

オグリキャップ
牡馬 芦毛
1985年3月27日生まれ
父:ダンシングキャップ
母:ホワイトナルビー

生涯成績:32戦22勝
獲得賞金:9億1251万2000円
主な勝ち鞍:有馬記念(1990年・1988年)、安田記念(1990年)、マイルチャンピオンシップ(1989年)、毎日王冠(1988年・1989年)、オールカマー(1989年)、高松宮杯(1988年)、京都4歳特別(1988年)、ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(1988年)、ペガサスステークス(1988年)、毎日杯(1988年)

■前回の土曜名馬座