最強のパワーフォワードと呼ばれた男
重量級の体型でありながら
並外れた跳躍力を発揮する
チャールズ・バークレー
彼には、果たせぬ悲願があった
ファイナル制覇
強豪チームへと移籍し、ついに彼は駆け上がる
最後の相手は、マイケルジョーダン率いるシカゴ・ブルズ
最強軍団の前に、夢は散った
どんな強者にも、届かない栄光がある
『ダークシャドウ』
彼が目指した頂き、それは…
デビュー2連勝を飾った思い出の地
東京競馬場
およそ8か月ぶりに舞い戻った彼は、人気に応えて快勝
重賞戦線へと、名乗りをあげた
もっと上へ
エプソムカップに出走したダークシャドウは
慣れ親しんだターフで躍動する
重賞初制覇
大きく膨らむ野望
前哨戦では、後方から末脚一閃
5戦5勝
この地では負け知らず
死角はなかった
一番人気こそ、牝馬に譲るも
勝利への自信は揺るがない
だが…
伏兵に屈し、栄冠はすり抜けていった
誰しもが
栄光を追い求める
そこに理由などない
砕け散った夢の数だけ
栄光は輝きを増す
ダークシャドウ
牡馬 栗毛
2007年2月17日生まれ
父：ダンスインザダーク
母：マチカネハツシマダ
生涯成績：27戦5勝
獲得賞金：3億7526万7000円
主な勝ち鞍：毎日王冠（2011年）、エプソムカップ（2011年）
■前回の土曜名馬座
