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彼は、プロデビュー10年目のテニスプレーヤー
セルジー・スタホフスキー
世界ランキングは、100位前後を上がったり下がったり
あの日、ウィンブルドンで対戦したのは絶対王者
ロジャー・フェデラー
テニスは、番狂わせが少ないスポーツといわれる
だが、その戦術と正確なプレーは
常識を打ち破った
彼に微笑んだ勝利の女神
偶然ではない
誰しも、己の力を信じて生きている
![](https://meibakan.com/wp-content/uploads/2022/09/NakayamaFesta2-1024x576.jpg)
『ナカヤマフェスタ』
その走りは、世界を驚かせた
皐月賞8着、ダービー4着
振るわぬ彼は
三冠最終戦での逆転を目論み、前哨戦に挑んだ
このレース(セントライト記念)を難なく制し、菊花賞へ…
だが、本番では…
早々と馬群に沈むと
続くレースでも大敗
復帰の舞台に選んだのは
デビューの地、東京競馬場
重賞2勝馬でありながら
オープン特別からの再スタート
底力を見せて快勝
再びGⅠ戦線へ…
挑んだのは、春のドリームレース
8番人気の低評価ながらも
ナカヤマフェスタは、自信に満ち溢れていた
人気馬たちを差し切り、初戴冠
次なる野望は…
凱旋門賞制覇
僅差の2着に終わるも
ダークホースの激走は、世界を大いに沸かせた
いかなる逆境でも
希望はある
わずかな可能性に賭ける勇気は
己次第だ
ナカヤマフェスタ
牡馬 鹿毛
2006年4月5日生まれ
父:ステイゴールド
母:ディアウィンク
生涯成績:15戦5勝
獲得賞金:4億1979万7500円
主な勝ち鞍:宝塚記念(2010年)、セントライト記念(2009年)、東京スポーツ杯2歳ステークス(2008年)
■前回の土曜名馬座