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激しい性格は、周囲を戸惑わせた
ハリウッドで成功した、個性派俳優
ラッセル・クロウ
粗暴な振る舞いで、問題を起こすこともしばしば
それでも彼は、自分と向き合うことを諦めなかった
2000年公開の映画で剣闘士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞
オスカーに輝いた、数少ない南半球出身の俳優となる
彼の信念と情熱は
時を経て、確然と人々の心を動かした
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『キンシャサノキセキ』
彼もまた、南半球から歴史を築いた
スプリント王国、オーストラリアが生んだ快速馬
そのスピードの源は、内に秘めた荒ぶる魂だった
7歳
円熟味を増した彼は、偉業を果たす
南半球産の日本調教馬として、初のGⅠ制覇
更なる高みも、見据えた
挑んだのは、スプリント界の統一王者を決める一戦
しかし、彼の前に思わぬ敵が現れる
オーストラリア生まれの香港馬、ウルトラファンタジーだ
同郷の先輩の逃げに屈し、夢破れる
だが、彼の中で燻る炎は、消えることはなかった
8歳となっても、現役であり続けたキンシャサノキセキ
最後の勇姿となった高松宮記念で、若き日の情熱が蘇る
レース史上初の連覇を達成
歴史に名を刻み、華々しくターフを去った
成功への伝道師は
能力より情熱だ
曲がりくねった道を
熱き魂の声と共に進め
振り返れば
それは大いなる一本道だ
キンシャサノキセキ
牡馬 鹿毛
2003年9月24日生まれ
父:フジキセキ
母:ケルトシャーン
生涯成績:31戦12勝
獲得賞金:7億8530万6000円
主な勝ち鞍:高松宮記念(2011年・2010年)、阪神カップ(2010年・2009年)、オーシャンステークス(2010年)、スワンステークス(2009年)、函館スプリントステークス(2008年)
■前回の土曜名馬座