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2021年3月27日放送「血気 / キンシャサノキセキ」

激しい性格は、周囲を戸惑わせた

ハリウッドで成功した、個性派俳優

ラッセル・クロウ

粗暴な振る舞いで、問題を起こすこともしばしば

それでも彼は、自分と向き合うことを諦めなかった

2000年公開の映画で剣闘士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞

オスカーに輝いた、数少ない南半球出身の俳優となる

彼の信念と情熱は

時を経て、確然と人々の心を動かした

『キンシャサノキセキ』

彼もまた、南半球から歴史を築いた

スプリント王国、オーストラリアが生んだ快速馬

そのスピードの源は、内に秘めた荒ぶる魂だった

7歳

円熟味を増した彼は、偉業を果たす

南半球産の日本調教馬として、初のGⅠ制覇

更なる高みも、見据えた

挑んだのは、スプリント界の統一王者を決める一戦

しかし、彼の前に思わぬ敵が現れる

オーストラリア生まれの香港馬、ウルトラファンタジーだ

同郷の先輩の逃げに屈し、夢破れる

だが、彼の中で燻る炎は、消えることはなかった

8歳となっても、現役であり続けたキンシャサノキセキ

最後の勇姿となった高松宮記念で、若き日の情熱が蘇る

レース史上初の連覇を達成

歴史に名を刻み、華々しくターフを去った

成功への伝道師は
能力より情熱だ

曲がりくねった道を
熱き魂の声と共に進め

振り返れば
それは大いなる一本道だ

キンシャサノキセキ
牡馬 鹿毛
2003年9月24日生まれ
父:フジキセキ
母:ケルトシャーン

生涯成績:31戦12勝
獲得賞金:7億8530万6000円
主な勝ち鞍:高松宮記念(2011年・2010年)、阪神カップ(2010年・2009年)、オーシャンステークス(2010年)、スワンステークス(2009年)、函館スプリントステークス(2008年)

■前回の土曜名馬座

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