![ホッコータルマエ](https://meibakan.com/wp-content/uploads/2020/09/20200808_220353-1024x576.jpg)
食料の重さが命取りとなり
信号弾が、唯一の命綱となる
ここは人を寄せ付けない
サハラ砂漠
地球上で最大の砂漠の中
200km以上を走破する
世界一過酷な、サハラマラソン
この大会で栄光を10度も掴んだ男
ラーセン・アハンサル
限界知らず
砂の帝王よ
なぜそこまでして走るのか
彼の先を行く強者など、誰もいないというのに
![](https://meibakan.com/wp-content/uploads/2020/09/20200808_220231-1024x576.jpg)
『ホッコータルマエ』
日本競馬史上初めて
中央地方合わせて10個のGⅠタイトルを手にした怪物
重賞初制覇は3歳の夏だった
ホッコータルマエの快進撃は、ここから始まる
意気揚々と臨んだジャパンカップダートは
実績で勝る年長馬たちの貫禄に、気圧され気味
3着に終わるも、翌年の王座奪取を誓う
4歳を迎えた彼は、交流GⅠを3勝してみせる
そして、2度目のチャレンジ
圧倒的な一番人気に応えるように
直線半ばで先頭へ
しかし
勝馬の強襲に屈し、再びの3着
何としても中央GⅠを制して
真のダート王へ
チャンピオンズカップへと名を変えたこの年に
三度王座を狙った
鞍上から伝わる渾身の力に応える
ついに中央GⅠ制覇
今年もダート王の血を継ぐ者が、砂の上を席巻する
全身全霊で挑まなければ
限界は見えない
誰も見たことのない頂へ
勝ち進もう
自分という敵に
ホッコータルマエ
牡馬 鹿毛
2009年5月26日生まれ
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
生涯成績:39戦17勝
獲得賞金:10億7870万6000円
主な勝ち鞍:川崎記念(2016・2015・2014年)、チャンピオンズカップ(2014年)、東京大賞典(2013・2014年)、かしわ記念(2013年)、かしわ記念(2013年)、帝王賞(2013・2015年)JBCクラシック(2013年)、レパードステークス(2012年)
■前回の土曜名馬座