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2021年6月26日放送「芽吹き / ヒシミラクル」

下積み時代が長く続いた、役者がいた

だが、弱さを内包する軍曹役を演じると

その主人公は、新しいヒーロー像と謳われる

ジェレミー・レナー

年をとればとるほど

本当に大切なものは、少なくなっていく

戦場で、爆弾処理に明け暮れる男が

ある時、幼い我が子に語ったセリフ

映画『ハート・ロッカー』

極限の環境が、真に大事なものを気付かせたのか

ブレイクまで十数年

1本の映画が、苦労人の真価を世に知らしめた

苦節の末に、栄光を掴んだものはここにもいる

『ヒシミラクル』

勝ち星までに、10戦を要したヒシミラクル

クラシック最後の一冠に滑り込むと

二桁人気ながら、まさかの大激走でみせた 

眠れる資質の芽吹きか…

だが、その後は惨敗が続き

あの勝利は、まぐれと人々は噂する

それでも、矜持は捨てられない

虎視眈々と、時を耐えて挑んだ

古馬最高峰の舞台

真価を発揮してみせる

自慢のスタミナを生かした、一気のまくりで

実力を疑う者たちを黙らせた

次なる舞台は…

グランプリ制覇

GⅠ馬6頭が揃った、春のグランプリ

6番人気の低評価を、あざ笑うかの如き走りで GⅠ連勝

衆目一致の王者として、君臨した

雑草という名の草はない

知られざる名を持ち
必死に生きている

あるがままに芽吹く
その姿こそが真実だ

ヒシミラクル
牡馬 芦毛
1999年3月31日生まれ
父:サッカーボーイ
母:シュンサクヨシコ

生涯成績:28戦6勝
獲得賞金:5億1498万9000円
主な勝ち鞍:宝塚記念(2003年)、天皇賞(春)(2003年)、菊花賞(2002年)

■前回の土曜名馬座

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