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2021年11月13日放送「長女として / ダンスパートナー」

長女は、聞き役に回ることが多いという

世界一有名な音楽一家

ジャクソンファミリー

9人兄弟の中で、最初に産声を上げた彼女は

弟や妹に、絶大な信頼を寄せられていた

リビー・ジャクソン

兄弟の成功を思いやる日々

初のソロアルバムがヒットを放ったのは、34歳の時だった

控えめなその花は、ゆっくりと開花を迎えた

『ダンスパートナー』

名家の長女は、個性が光る足跡を残した

弟は菊花賞馬、妹は桜花賞馬

後に、クラシック制覇を果たす兄弟に先んじて

大舞台に挑んだダンスパートナー

桜花賞2着の雪辱を果たし

見事、樫の女王に輝くと

異例の挑戦を決意する

牝馬三冠最終戦には見向きもせず

男馬に挑戦状を叩きつけたのだ

強気の少女を、ファンは一番人気で迎えた

だが、乙女には過酷な3,000mの長丁場

菊の大輪が、彼女に微笑むことはなかった

それでも、女王の座は渡さない

1年越しの参戦となった、エリザベス女王杯

現役最強牝馬決定戦として生まれ変わった一戦で

彼女は再び、輝きを放つ

男馬を相手に、渡り歩いてきたプライドか

名門一家に、また新たな勲章を加えた

競い合うように咲き誇る
大輪の花たち

その中で
慎み深く咲く一輪に

どうして人は
魅了されるのか

ダンスパートナー
牝馬 鹿毛
1992年5月25日生まれ
父:サンデーサイレンス
母:ダンシングキイ

生涯成績:25戦4勝
獲得賞金:6億378万1000円
主な勝ち鞍:エリザベス女王杯(1996年)、京阪杯(1996年)、オークス(1995年)

■前回の土曜名馬座

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