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2024年11月16日放送「狂王 / トウカイポイント」

作曲家ワーグナーを愛し

夢の中で生きたバイエルン国王

両親からの愛情は薄く

音楽と読書に没頭した

ルートヴィヒ2世

神話や騎士物語に憧れ

その世界を再現すべく、城を建てる

リンダーホーフ城

内部に洞窟を築くのは、狂気の沙汰と揶揄され

夢の城作りは、やがて国の財政を圧迫

ついには、幽閉されてしまう

国王の血は断たれ

美しき城だけが残された

ようこそ、名馬たちの物語へ

風のロマンを伝えたあの馬の名は…

『トウカイポイント』

盛岡でキャリアをスタートし

3歳春に中央デビュー

血気盛んな気性から、せん馬となるも

5歳にしてオープン入り

翌年には

父 トウカイテイオーの背中を知る

岡部幸雄とのコンビで、中山記念に出走

8番人気ながらも

父が奇跡の復活優勝を果たした地で

重賞初制覇を飾った

さらに日のあたる場所へ

春の終わりには、宝塚記念でGⅠ初出走

4コーナーを回り、見せ場十分で直線へ

勝利こそならねど

偉大な父を彷彿させる走りは 

ファンの郷愁を誘った

秋には、3歳時以来となるマイル戦に出走

手応えをつかむと、一世一代の大勝負に挑む

未だGⅠ馬を送り出していない父に

なんとしても贈りたいビッグタイトル

そして、血は奇跡を呼び起こす

父子3代GⅠ制覇の偉業を果たし

競馬史に、金字塔を打ち立てた

運命に抗い
もがく人生であればこそ

その勇姿は

永遠のものとなる

トウカイポイント
せん馬 栗毛
1996年5月18日生まれ
父:トウカイテイオー
母:マッチポイント

生涯成績:37戦7勝
獲得賞金:(国内)3億1969万8000円/(香港)150万香港ドル
主な勝ち鞍:マイルチャンピオンシップ(2002年)、中山記念(2002年)

今日の土曜名馬座 使用曲

愛の死 / ワルキューレの騎行
Wagner

※曲名はGoogle アシスタントにて調べた結果を掲載しています。

■前回の土曜名馬座

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