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2022年12月3日放送「勝者の執念 / ホッコータルマエ」

フンコロガシに夢中になったのは

世界一と謳われるあの昆虫学者

ジャン=アンリ・ファーブル

しかし彼が、昆虫研究に専念できるようになったのは

50代を迎えてからだった

自らを信じ、心を澄まし

観察に没頭する日々

集大成である『昆虫記』が完成したのは84歳

研究の功績は称えられ、数々の賞が贈られた

一歩一歩、ひたむきに生きてこそ

志の花は、大きく開く

『ホッコータルマエ』

その男も、諦めを知らなかった

ダート一筋で力を磨いた、ホッコータルマエ

重賞3連覇で、砂の頂点に立つ準備は整った

そして…

かしわ記念で、見事GⅠ馬の仲間入り

だが、中央GⅠはなかなか掴めない

再び挑んだジャパンカップダートでも

一番人気に応えきれず、3着に沈んだ

地方では勝利を順調に積み重ねるも…

交流GⅠ5勝の実績を引っさげて挑んだ一戦では…

シンガリ人気のコパノリッキーを捉えきれず

大波乱を呼んでしまう

執念が実ったのは

この年ジャパンカップダートから名前を変えた

第1回チャンピオンズカップ

日本競馬史上初のGⅠ10勝を果たした彼を

人は砂の帝王と呼び、惜しみなくたたえた

季節が巡りゆくかのごとく

忍耐の日々も
やがて過ぎゆく

時が過ぎ去った刹那に
成長を噛みしめる

ホッコータルマエ
牡馬 鹿毛
2009年5月26日生まれ
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー

生涯成績:39戦17勝
獲得賞金:10億7870万6000円
主な勝ち鞍:川崎記念(2016年・2015年・2014年)、チャンピオンズカップ(2014年)、東京大賞典(2013年・2014年)、かしわ記念(2013年)、かしわ記念(2013年)、帝王賞(2013年・2015年)JBCクラシック(2013年)、レパードステークス(2012年)

■前回の土曜名馬座

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