土曜名馬座

2021年1月16日放送「光と影 / エイシンフラッシュ」

人生を物語るのは、光と影。俳優、そして監督としても高い評価を得た男。メル・ギブソン。しかし彼は、栄光にそぐわないスキャンダルを度重ね、ハリウッドから追放されてしまう。輝かしい過去を失っても、未来を信じた彼は、10年後、メガホンをとった。作品は、アカデミー賞の6部門でノミネート。長いトンネルを抜け、彼は再びまばゆい光を浴びた…
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2021年1月9日放送「真珠を胸に / シーキングザパール」

自然が育んだ、ありのままの存在は、人と出会い、ジュエリーへと昇華する。ピンナップの女王から、類い稀な向上心で、ハリウッドのミューズに上り詰めた彼女、 マリリン・モンロー 。ハネムーンで来日し、夫から贈られた真珠のネックレス。あらゆる宝石を纏う機会を得ても、一生涯、シンプルなパールを愛したという。その生き方は、長い年月をかけて深い輝きを増していく。真珠のようなものだったのかもしれない…
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2020年12月26日放送「時代の夢 / キタサンブラック」

9,000本を超えるシュートを外し、数百の試合に負けた。ヒーローは、数多の失敗の上に、成功があると語った。マイケル・ジョーダン。驚異的な跳躍力で、空中を歩くように飛び、10回の得点王に輝く。バスケットボールブームを、世界中に広めた立役者だ。シカゴ・ブルズでのラストゲーム。あの神がかったプレーは、世紀を超えて、語り継がれていくだろう…
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2020年12月19日放送「天命 / グランプリボス」

栄光か、絶望か。命がけのF1ドライバー。闘志あふれる走りで、今も語り継がれる男、ジル・ヴィルヌーヴ。だが、王者への期待を背負ったまま、彼は、ベルギーグランプリで帰らぬ人となった。血を受け継いだ息子は、偉大な父の重圧を胸に、同じ道を選んだ。ジャック・ヴィルヌーヴ。初年度から4勝。翌年には、父が果たせなかったF1王者に。プレッシャーが、己の限界を押し上げたのか…
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2020年12月12日放送「悲運の天才 / レーヴディソール」

その旋律には、運命の残酷さがにじむ。若くして国際的な名声を得て、20世紀最高のチェリストと謳われた彼女、ジャクリーヌ・デュ・プレ。しかし、26歳で病魔に襲われ、42歳で、その生涯は閉じられた。やがて、甘く香る白いバラが誕生すると、早すぎる死を悼み、彼女の名が与えられたという。夭逝の天才は、美しい音色を奏でながら、今も世界中で咲き誇る…
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2020年12月5日放送「来襲 / クロフネ」

日本中がどん底に沈んだ、あの日。初めて柔道が、正式競技となったオリンピック。決勝で、袈裟固め一本勝ちを決め、異次元の強さを見せつけたオランダの怪物。アントン・ヘーシンク。開催国が、お家芸で金メダルを奪われる屈辱。だが、柔道の心までも解するその人柄が、日本人の心を揺さぶった。屈辱はやがて、感動へと変わっていく…
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2020年11月28日放送「大和魂 / カツラギエース」

92年前、アムステルダムで奇跡が起きた。偉業を成し遂げた跳躍の天才、織田幹雄。はなから勝負に出た気迫が、その背中を押して、 大和魂を世界に見せつけた。日本人初の金メダル。だが、運営側に日章旗の用意はなかった。表彰台は想定外だったのか…。空にはためいたのは、選手団持参の日の丸。意地とプライドの勝利か。あの優駿の姿が浮かんでくる…。
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2020年11月21日放送「波 / ハットトリック」

サッカー界に、ロシアの新皇帝と呼ばれた男がいた。アンドレイ・アルシャヴィン。ディフェンスを翻弄するドリブルとシュートセンス。記憶に残る圧巻のプレーは、 あのリヴァプール戦だろうか。1試合4ゴールの衝撃。だが、乗らない時は味方にあっさりパスを出すのみ。皇帝の気まぐれさに、ファンは憤慨することもあった。それでも、彼が牙を剥いた時のパフォーマンスは、どうしても記憶から消えない…
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2020年11月14日放送「女王復活 / ファレノプシス」

陸上競技場の最高地点を舞う。そのために、無駄なトレーニングはひとつもない。女子棒高跳びで、 不可能と言われた、5メートルの壁を突破。ワールドレコードアーティストの名を、ほしいままにした。だが、まさかの敗退 。打ちひしがれた女王は、復活を誓う。 世界チャンピオンに返り咲いたのは、母国で行われた世界陸上。再び鳥になった彼女の眼には、どんな景色が映ったのだろうか…
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2020年11月7日放送「父の背中 / ゴールドアクター」

シガーの似合うあの名優。マイケル・ダグラス。ウォール街に生きるカリスマ投資家を演じて、アカデミー賞最優秀男優賞に輝いた。彼はいつも、一人の大きな背中を見つめていた。憧れのあまり、時に憎しみ、距離を置いた時期もある。だが、演技への情熱が、親子の絆を深めていく。ともに、役者という生き方を選んだ。父の死後、息子はこう語った。「あなたの息子であることを、僕は誇りに思う」と…
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