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2021年10月9日放送「ライバルの壁 / リアルスティール」

ライバルに挑み続けることが、定めだったのか

モトクロスのレーサーから転身した、異色のゴルファー

リッキー・ファウラー

アマチュア界のランキング1位を経てプロへ 

しかし、最強のライバルが立ちはだかる

ロリー・マキロイ

メジャー大会で上位に食い込むも

タイトルには届かず

全米プロでは、2打差で惜敗した

生まれた時代が、困難を強いる

眩い栄光を掴み取るまで

『リアルスティール』

同期の名馬に挑み続けた、あの馬は…

デビュー2戦目の共同通信杯

後の二冠馬を相手に、横綱相撲を披露

彼の未来は、約束されたはずだった

だが

皐月賞、ダービーは一歩届かない

菊花賞では、同期のライバル、キタサンブラックを猛追するも

追い上げ及ばず、クラシックは無冠に終わった

海外のGⅠに手が届いたのは、4歳春

次なる指標は…

因縁の相手に、借りを返す

毎日王冠を制し、決戦の舞台へ

菊花賞以降、キタサンブラックは

5つのG1タイトルを積み上げていた

大雨の中、リアルスティールは好位を進んだ

しかし、ライバルの千両役者ぶりは、この日も健在

同期のヒーローへのリベンジは

次代へと託された

栄光を掴む掟とは…

友は
いつも近くに置くべき

敵はさらに近くに置き
常に意識するべきだ

リアルスティール
牡馬 鹿毛
2012年3月1日生まれ
父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー

生涯成績:17戦4勝
獲得賞金:8億8109万2700円
主な勝ち鞍:毎日王冠(2017年)、ドバイターフ(2016年)、共同通信杯(2015年)

■前回の土曜名馬座

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