一服のお茶で、心を研ぎ澄ます
儚い美を愛でる
現世は、一抹の夢に過ぎないのか?
彼らの輝きもまた、永遠ではない
持てる全ての力と心を、燃やして走る
それぞれの宿命を背負って
サラブレッドのピークは、刹那とも言えよう
きらめきを見逃すな
ようこそ、名馬たちの物語へ
風のロマンを伝えたあの馬の名は…
『オグリキャップ、シンボリクリスエス、ディープインパクト、オルフェーヴル、キタサンブラック』
有馬記念で、有終の輝きを放った名馬たち
秋の2戦で惨敗を喫したオグリキャップは
奇跡の復活劇を見せ
伝説となってターフを去った
3歳にして、グランプリホースに上り詰めた
シンボリクリスエス
翌年は
レース史上最大着差となる9馬身差で
史上4頭目の有馬記念連覇を果たす
あの英雄の去り際も、また…
ディープインパクトの最後の勇姿は
2006年の有馬記念
初黒星を喫した、前年の雪辱を果たし
輝かしき人生の第2幕へと、羽ばたいていった
ディープインパクト以来の三冠馬
オルフェーヴル
2年連続で、凱旋門賞2着に食い込んだ強者
フランスの地での悲願は果たせずとも
あまたの忘れえぬ瞬間をもたらして
そのキャリアを、有馬で締めくくった
3度目の有馬記念に挑んだキタサンブラック
ついに戴冠を果たし
彼の華々しい現役生活は、大団円で幕を閉じた
サラブレッドの走り…それは
限りある時間の中で繰り広げられる
命の試み
今日の土曜名馬座 使用曲
Sacrifice
Lisa Gerrard & Pieter Bourke
※曲名はGoogle アシスタントにて調べた結果を掲載しています。
■前回の土曜名馬座